ブログ - 杉並区(代田橋)の歯周病専門医|鎌田歯科医院

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2025.6.16

子どもの歯並びが悪くなる原因は?歯科医師が教える予防と対策法

子どもの歯並びが悪くなる原因は?

歯科医師が教える予防と対策法

お子さまの歯並び、気になっていませんか?

「前歯が出てきたけど、大丈夫?」「下の歯がガタガタしてる…」「いつか矯正しないといけないのかな?」
そんな不安を抱える保護者の方は、非常に多くいらっしゃいます。

今回は、歯並びが悪くなる原因や、ご家庭でできる予防方法について、歯科医院の視点から分かりやすくお伝えします。

【1】子どもの歯並びが悪くなる主な原因

1. 口呼吸
 → 鼻ではなく口で呼吸をする習慣があると、舌の位置や顎の発育に悪影響を与えます。
2. 指しゃぶり・爪噛み・唇を噛むなどのクセ
 → 乳歯の時期にこれらのクセが続くと、前歯が出たり、噛み合わせがズレる原因になります。
3. 舌の使い方(舌癖)
 → 飲み込み方が正しくない、舌を前に押し出すなどの動きも、歯に力がかかって歯並びに影響します。
4. 顎の成長バランス
 → 現代はやわらかい食べ物が多く、噛む力や回数が減ったことで顎の発育が不十分なお子さんが増えています。
5. 遺伝的要素
 → ご家族に歯並びや顎の大きさに特徴がある場合、お子さまにも似た傾向が見られることがあります。

【2】ご家庭でできる予防と対策

✅ 正しい姿勢を意識させる
猫背や頬杖をつく姿勢は顎の成長や噛み合わせに影響します。

✅ 食事はしっかり噛んで食べる
よく噛むことで顎の成長が促されます。硬めの食材(きんぴらごぼう、干し芋など)を取り入れるのもおすすめ。

✅ 口を閉じて鼻で呼吸する習慣をつける
鼻呼吸は健康にも歯並びにも良い影響があります。

✅ 生活習慣を見直す
指しゃぶりや舌を前に出す癖は、無理に止めさせるのではなく、やさしく回数を減らしていきましょう。

【3】歯並びが気になったら、いつ受診すべき?

歯並びのチェックは、乳歯が生えそろう3歳ごろ〜小学校低学年での受診がおすすめです。

当院では、矯正専門の先生と連携し、お子さま一人ひとりに合わせたアドバイスを行っております。
「様子見でいいのか」「今すぐ矯正が必要か」など、分かりやすくご説明しますので、お気軽にご相談ください。

🌟まとめ

子どもの歯並びは、早めの気づきと予防がとても大切です。
少しでも気になることがあれば、まずは一度ご相談くださいね。

お子さまの健やかな成長と、きれいな歯並びのために、私たちがお手伝いします。

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